世界一不動産が高い香港。
約5年前と比べて、家賃が2倍近くに跳ね上がっています(^_^;)
家賃が高いということは、外食も必然的に高くなります。
なのに香港の平均月収は世界で27位で、しかも 5年前と比べて7%も下がっています(-_-;)
また、世界での外国人駐在員の生活費を比べたランキングでも、香港が去年に引き続き1位となっています。
不動産のオーナーにとっては天国ですが、賃貸のサラリーマンにとっては住みにくい香港(T_T)
こんな家賃や物価が高い香港でも、中心地から3,40分ほど離れたホテルに泊まったり、地元の庶民派スーパーでお土産を買えば、それなりに安く旅行できたりします。
香港旅行香港生活を賢く攻略していきたいものです(≧∀≦)
香港物価・生活コスト2020年度版
目次
※1ドル約14円で計算しています。
※ブログ分内のドルは全て香港ドルです。
香港の物価指数とインフレ率の推移
香港の総合消費物価指数(Consumer Price Index、略:CPI)の推移を表したグラフです。
2010年から2015年の5年間の香港総合消費物価指数は81.8から100.6に上昇し、5年間のインフレ率は23%になります。
グラフにはありませんが、2019年5月現在の香港総合消費物価指数は「109.6」と年々増加傾向にあります。
香港政府統計處のデーターより
世界と比較! 香港の物価・生活費
- 香の家賃は世界一高い(T_T)
- 香港の生活費は375ヵ国の中で33位
- 世界56カ国の中で香港の税抜き月収は27位
- 家賃を除いた4人家族の毎月の生活コスト:27,922.57HK$ (約39万円)
- 家賃を除いた独身者の毎月の生活コスト :7,830.41HK$(約11万円)
参考:mapping the world's prices 2019&numbeo.com
不動産・家賃価格
香港の不動産が高い理由は、中国人や外国の投資家が マンションを投機目的で買うから、香港の土地自体が少ないからなどですが、 高い不動産価格を保つために政府が土地をあまり供給しないからという理由もあると思います。なぜなら、郊外に行くと、結構空き地が多いからです。
古いマンションでも買い物も交通も便利なエリアは 、築30年以上でも価格が高いです。
不動産価格は香港島>九龍>新界と価格が安くなっていきます。以下の価格は都市部の家賃の目安です。
- 1DK の家賃 約 17,800ドル
- 2 LDK の家賃 約28,900ドル
- 3 LDK の家賃 約37,800ドル
食費・外食
ローカル店で外食
- ランチひとり 約50ドル
- ディナー2人セット約200ドルから500ドル
- マクドナルドのバーガーセット 35$
ドリンク代
- スターバックスのカプチーノ45ドル( 世界で3番目に高い)
- 店内で飲む500mlの国内ビール代 約50ドル
- 店内で飲む外国のビール 約60$
交通費
- 毎月の交通費 約527ドル( 世界で第25位)
- タクシー代(1回8 km) 74ドル( 世界で第35位)
- タクシー初乗り 24ドル(エリアで違う)
- ガソリン 1㍑ 16ドル
- 香港エアポートエクスプレス(香港駅から空港まで)大人片道110ドル 往復205ドル
通信・インターネット
- スマホ 約6,000ドル
- ネット代(速度8 Mbps) 288ドル( 世界で第35位)
娯楽費
- 映画チケット代 約80〜120ドル(レポートでは約100ドルで世界で第17位)
- 週末1時間テニスコートレンタル 約60ドル
被服費
- ナイキやアディダスのシューズ 約752ドル (世界で第27位)
- リーバイス501のどのブランドジーンズ1枚645ドル
- ZARA のサマーワンピース 285ドル
ジムの費用
- 毎月のジム(都市部) 1ヵ月 約985ドル ( 世界一高い💦)
香港で安く賢く旅行する方法
- 新界や駅から遠い九龍サイドのホテルに泊まる
- お土産や買い物は庶民派スーパー(WelcomeやPakin shop)で ⇒スーパーでお土産
- レストランはローカルの麺屋さんやお粥屋さんに行く(ミシュラン店やショッピングモール内のレストランは高い)
- 朝ごはんはローカル店で食べるかコンビニで買う ⇒50$以下100$以下の麺屋さん情報
- お金をあまり使わない観光を楽しむ など
こういう節約方法って、日本旅行でも香港旅行でも同じですよね。
せっかくの旅行ですから、庶民的レストランと高級レストランを組み合わせたり、食費は高くつくから観光は無料スポットだけにするなど、メリハリをつけた旅行計画を立てると良いと思います。
香港旅行費用プランの具体例を作成中で後日アップするので、しばしお待ちくださいませ。