日本から近いアジアとは言え、香港はやはり外国ですから、注意しなければいけないことがあります。
香港に旅行に行く際、最低限これだけは知っておくと便利な知識を香港在住ブロガーがまとめてみました!
香港旅行の注意事項
目次
日本と違う香港ならではのルールや対策を下記で見ていきましょう。
香港の交通手段
香港市内の主な交通手段として、「MTR(地下鉄)」、「大型バス」、「ミニバス」、「タクシー」、「トラム(香港島のみ)」があります。
旅行者におすすめの順は「MTR」>「タクシー」か「大型バス」>「ミニバス」か「古いトラム」です。
※他にも「スターフェリー」、「ピークトラム」「空港エクスプレス」などあり。
「MTR」は赤い線(尖沙咀,旺角など)や青い線(銅鑼湾,中環など)は、2,3分に1本来るので、便利です。また、各停車駅はそれぞれ色が違ったりして見分けやすいし、車内放送も広東語、北京語、英語で案内してくれ、電子掲示板も漢字・英語表記があって言葉がわからなくても大丈夫です。
駅で何かトラブルがあった時も英語ができる駅員がいますし、駅員さん用の電話も借りられるかもしれません。(管理人実体験:西鉄の駅でスマホ忘れたことに気がついて、駅の近くに公衆電話がないか聞いたら、駅員用の電話を使わせてくれました。)
関連記事:香港MTRの乗り方
香港旅行初心者に一番オススメじゃないのが、「ミニバス」です。
ほとんど広東語しか通じないですし、案内表示がないので道を知らないとどこで降りたらいいかわかりません。
旅行者にはちょっとハードルが高いので、避けた方が無難です。
市内の「大型バス」は、基本的に問題ないと思いますが、時々次の停車駅の表示が1個ズレていたり、停車ボタンを押しても止まってくれない(;´д`)ことがあります。
降りる人が少ない駅で自分が降りる場合、停車する前からドアの前に立っているのが暗黙のルールみたいです。
安全かどうかは疑問ですが、、、、。
珍しい「トラム(路面電車)」に一度乗ってみたい方も多いかもしれません。
新しいタイプのトラムはクーラーもあり、電子案内板もあってわかりやすいです。
しかし、昔ながらの古いタイプのトラムは電子案内板もアナウンスもないので、香港初心者の方はトラムマップを見ながら実際の停車駅を見比べて、自分の現在地や停車駅まであと何駅かチェックしなければいけません。
それが旅の醍醐味なのよね〜と楽しめる方にトラムがおすすめです。
サクッと目的地に行きたいなら、MTRかタクシーの方がいいですよ。
香港MTRで禁止事項
MTRの駅構内やホーム、電車内では「飲食禁止」です。
ホームで水を飲んでいたら、駅員に注意されます。
日本だと各駅にお手洗いがありますが、香港のMTRでは旺角駅など特定の駅にしかお手洗いがありません。
西鉄各駅にはお手洗いがあります。
念のためレストランやショッピングモールを離れる時、お手洗いを済ませておきましょう。
香港では電車で携帯電話を使用しても大丈夫です。
日本と比べて電車に乗る時間が短いということがあるかもしれませんが、香港人は電車であまり寝ません。よくFacebookを見たり、スマホゲームをしている人を見かけます。
香港のエスカレーターでの注意
エスカレーターの右側が立ち止まる側で、左側が上がる側です。
日本と逆ですよね。
よく「手すりにおつかまりください〜」というアナウンスが流れています。
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香港のラッシュや混雑を避ける方法
旅行先までラッシュ時の電車に乗りたくないですよね。
朝のピークはだいたい8時〜9時半、夜のピークはだいたい6時〜7時半くらいだと思います。
香港の電車ラッシュといっても、日本ほどそんなにギューギューではなく、けっこう電車中のほうが空いてたりしています。
香港のランチタイムはだいたい13:00〜14:00ですが、会社によって違うのでセントラルなどは12:00〜14:00までランチ時は混んでいます。
オフィス街や駅近くの便利なお店、ショッピングモール内のレストランなどを避けると並ばなくてもいいかもしれません。
香港的レストランの常識
香港で飲茶を楽しむ為に
香港の飲茶は、土日の週末に家族で集まってゆっくりゆったり飲茶を楽しみます。
ですので、平日に飲茶すると比較的空いています。
ただし、オフィス街では同僚何人かとランチ飲茶する人も多いので、ランチタイムを避けるか朝行くといいかもしれません。
知り合いの香港人に言わせると、「夜飲茶をするのはちょっと変な感じ」だそうです。
確かに、中華レストランでは昼間は飲茶メニューもあるけど夜はないお店もあります。
夜に飲茶したい方は、飲茶専門店に行くといきましょう。
関連記事:太子にある飲茶専門店
関連記事:大人の飲茶レストランランキング
飲茶のルール: 一般的な飲茶楼では「お椀や湯飲み茶碗、お箸」をお茶で洗います。洗うというか、お茶にくぐらせ消毒する感じです。ホテルなど高級飲茶レストランでは洗わないので注意しましょう。
ワゴン式飲茶は昔スタイルの飲茶で、一部の飲茶楼でしかありません。普通は記入式点心メニューに注文数を書き込んで、店員さんに渡します。
人数によって案内される順番が違う
これは、行列ができている中華料理などのレストランに多いんですが、お店の外で順番待ちしている時に案内される順番が座る人数によって違うということです。
なぜなら香港では、混んでいるお店は「テーブルシェアが当たり前」なんです。
日本のようにひとテーブルに一組のお客様ではないんです。
席が空いたら、どんどんお客さんを座らせていきます。
ですので、必然的に一人の人が席に案内される時間が短くなります。
(といっても香港全てのレストランであるわけではなく、香港の洋食レストランではあまりテーブルシェアがありません。混んでいるお店のみ。)
例えば、有名な「正斗」というヌードル店ではひとテーブルは4席あり、いつも込んでいるので基本的にテーブルシェアです。
お店の入り口に座席案内の機械があって、1人、2人、3人、、、と座る人数によってボタンを押し、待ち時間がそれぞれ違います。
空いた席から案内されるシステムなので、一人の席が空けばそこに一人客を案内し、パズルのようにどんどん席を埋めて(笑)いきます。
1人のお客さんは回転が速いけど、4人グループだったら4人席のテーブルが空くまで時間がかかるので、グループだと結構待たされます。
テーブルごとではなく、席ごとというのが合理的な香港ならではのシステムですよね。
込んでいるレストランに1番早く入る方法!
それは友達と離れて各々が一人で並んで、違う席で食べる方法です。
究極の方法ですけど(^_^;)
ホテルではドレスコードがある
香港のホテルのレストランや高級レストランで「ドレスコード」がゆるーく(笑)あります。
パーティーじゃないのでタキシードやドレスは着なくても大丈夫ですが、服装の目安は「スマートカジュアル」です。ラフな格好は避けましょう。
スニーカーは、レザー素材の高級なスニーカーだと大丈夫だとは思いますが、ホテルは避けた方が無難です。
男性の服装
襟付きのシャツかポロシャツ
長ズボン(ジーンズや短パン不可)
革靴かレザーのスニーカー(サンダル不可)
女性の服装
ワンピースやスカートなど
ハイヒールやローヒールパンプスなどの靴(ビーチサンダルや運動系スニーカー不可)
管理人(女性)の私は、ホテルでスマートカジュアル(パンツスタイル)でローヒール👠のサンダルを履いていますが、まったく問題ないです。
クーラー天国香港
暑い夏だとありがたいですが、基本1年中クーラーガンガンで寒いです。
ショッピングモールやレストラン、バスや電車などクーラーガンガンは当たり前で、冬や雨の日は特に寒く感じます。
室内用にショールやカーディガンなど、何か羽織れるものを持っていきましょう。
関連記事:【香港毎月の天気と服装】香港旅行前に写真で服装をチェック!!
香港では「○階」が日本と同じではない
何のことかと言いますと、「香港と日本ではフロア階を表す数字がズレてる」んです。
例えば、香港で言う1階とは、日本で言う2階のことなんです。香港ではGround floor (略は「G」)が日本の1階に当たります。
つまり、
香港のG階(Ground floor,GF)⇛ 日本の1階
香港の1階(first floor, 1F) ⇛ 日本の2階
香港の2階(second floor, 2F)⇛日本の3階.....
となりますので、気をつけましょう!
香港では台風レベルを数字で表す
香港では台風規模をシグナル1〜10(10が最高)で表し、シグナルによって学校やレストランが休みになったり、早くお店を閉めたりします。
香港天文台やニュースで「今日の何時からシグナル8になる」などと事前に通知してくれるので、小まめにチェックしましょう。
関連記事:香港台風シグナルの意味と過ごし方
関連記事:香港空港免税店で買えるおすすめお土産
【 香港旅行に耳寄りなお知らせ :グローバルWiFi 】
4Gは3Gより最大21倍も速く繋がります。
インターネットをサクサク使える高速プランなので、レストラン情報や地図もストレス・フリーで調べられます♪
香港 | 1日あたりの 利用可能なデータ通信量 |
1日あたりの料金 | 目安 |
通常プラン | 250MB | 670円 | メールやLINEを使うくらい |
大容量プラン | 500MB | 970円 | 家族や友人とシェアしたい |
超大容量プラン | 1GB (1,000MB) |
1,170円 | 通話やテレビ電話がしたい |
【グローバルWiFi がおすすめの理由】